本日は2025年9月27日(土)です。試験日は2026年2月7日(日曜日)です。
2月7日(日)医師国家試験まで残り
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医師国家試験とは
医師国家試験は、医師法に基づき実施される国家試験で、医学の基礎から臨床までの総合力と、現場で必要な判断力・安全意識を評価します。合格後に医籍登録(登録免許税あり)を行うことで医師として業務に従事できます。ここでは、試験の日程、特徴、対策、注意点、歴史や現代の動向を解説します。
試験の日程
医師国家試験は、例年2月上旬の土日(原則:第1土曜・日曜)に2日間で実施されます。2026年の試験日程は以下のとおりです(確定情報は厚生労働省の公式情報で要確認)。
- 2026年2月7日(土)と2026年2月8日(日)(2日間)第120回医師国家試験です。:各日3コマ構成(例:9:30~12:15/13:35~15:10/16:00~18:30)。集合は8:45が目安。詳細は受験票の「受験者留意事項」を参照。
- 試験要領の公開・出願:例年、夏~秋に「医師国家試験の施行について」が告示され、試験地・出願方法・受験資格が示されます。
- 受験票発送:試験約1~2週間前までに到着し、会場・集合時刻・座席区分を確認。
- 合格発表:例年3月中旬、厚生労働省サイトの資格・試験情報ページで受験地・受験番号により公表。
- 受験手数料:15,300円(受験願書に収入印紙貼付)。
試験の特徴
医師国家試験は、マークシート方式の全400問を2日間・計6コマで解きます。主なポイントは次のとおりです。
- 区分と配点:
・必修:100問(一般50問×1点、臨床50問×3点)=200点(絶対基準:80%以上=160/200)
・一般+臨床(総論・各論):合算で300点(相対基準。年度により基準点が公表)
・禁忌肢:絶対に選んではいけない選択肢。許容数を超えると不合格(近年は「3問以下」基準)
- 時間割(例):各日3コマ(午前1・午後2)。1日あたり合計約6~7時間、2日で約13時間の長丁場。
- 出題傾向:必修は安全・倫理・当直初日レベルの基礎、一般/臨床はガイドライン準拠の診療推論、画像・波形、救急/総合診療領域まで幅広い実戦問題が中心。
対策方法
合格には「必修の8割確保」を軸に、一般・臨床の相対基準を上回る総合点を取りに行く設計が重要です。
- 過去問10年+総合演習:頻出テーマ(救急・感染症・循環器・小児・産婦・総合診療)を横断整理。ガイドラインの要点を図表化。
- 6コマ耐久トレーニング:本番時間割で模試を回し、休憩・補給、集中の再立ち上げまで含めて練習。
- 禁忌対策:禁忌に触れる処置・薬剤・禁忌状況をリスト化して反復(安全最優先思考の徹底)。
- 必修は取り切る:80%未満は一発失格。手技・感染対策・公衆衛生・医療安全の取りこぼしをゼロに。
注意点
- 持ち物:HB鉛筆(シャープ不可)、プラ消しゴム、定規(分度器機能なし)、腕時計(通信・メモ機能不可)、昼食。会場内の飲食は原則不可(許可条件あり)。
- 集合・解散:集合8:45目安、解散19時頃。会場は借上施設のためマナー厳守。
- 不正行為・機器:スマートグラス等は禁止。監督員の指示に従うこと。不正は受験無効や以後の受験制限対象。
- 災害時の連絡:時間変更等は厚労省サイトの緊急情報に掲示。事前にブックマーク推奨。
まとめ
医師国家試験は、2日間400問・長時間の総合力勝負。必修8割を確実に押さえつつ、一般・臨床で相対基準を上回るために、過去問軸の横断整理と実戦時間割訓練を回しましょう。合格後は速やかに医籍登録(登録免許税6万円)を行い、臨床の第一歩へ。
制度の成立と変遷
医師国家試験は医師法(昭和23年)に基づき実施。第112回(2018年実施)から「2日間・全400問」へ移行し、現場重視の出題傾向が強まりました。禁忌肢の扱いなど安全配慮の評価も重視されています。
現代の動向
CBT・OSCEを経た臨床実習との接続性が高まり、総合診療・救急・感染症・高齢診療の横断力がより重視。ガイドライン更新や診療報酬改定に即した考え方、医療安全・倫理・チーム医療が必修領域の柱です。
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