「七夕」(たなばた)は、七月七日の夜(旧暦7月7日の夜)星を祭る年中行事。星祭り。ひこ星と、織りひめという男女の星か天の川をはさんで向かい合っていて、この2つの星が1年に1度7月7日にだけ会えるという。令和7年の今年の七夕は2025年7月7日(月曜日)丁丑(赤口)です。旧暦で2025年08月29日(金曜日)。
中国の乞巧奠(きこうでん)の風習と日本の神を待つ「たなばたつめ」の信仰とが習合したもの。奈良時代から行われ江戸時代には民間にも広がった。 庭前にお供物をし葉竹を立て、短冊に願い事を書き葉竹に飾ることが一般的。「仙台七夕まつり」などは江戸時代から続く。
2025年7月の七夕カレンダー
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日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
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1 赤口 |
2 先勝 |
3 友引 |
4 先負 | 5 仏滅 |
6 大安 |
7 赤口 |
8 先勝 |
9 友引 |
10 先負 |
11 仏滅 | 12 大安 |
13 赤口 |
14 先勝 |
15 友引 |
16 先負 |
17 仏滅 |
18 大安 | 19 赤口 |
20 先勝 | 21 友引 |
22 先負 |
23 仏滅 |
24 大安 |
25 赤口 | 26 先勝 |
27 友引 |
28 先負 |
29 仏滅 |
30 大安 |
31 赤口 | | |
七夕2025年以降の一覧表
- 2025年の七夕は2025年7月7日(月曜日)
- 2026年は2026年7月7日(火)
- 2027年は2027年7月7日(水)です
七夕2025年より前の過去一覧
七夕食べ物・行事
七夕の伝統行事と共に楽しまれる食べ物、そうめん、ちらし寿司、オクラ、ほうとう、笹団子の5つの代表的な行事食をご紹介します。
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そうめん: 七夕の食べ物である「索餅(さくべい)」は「索麺(さくめん)」とも呼ばれ、それが「そうめん」に変化したと言われています。
索餅は中国から日本に伝わった唐菓子の1つで、平安時代には貴族が七夕に食べていたと伝えられています。
時代の流れとともに、小麦粉だけで作られるようになり、「素麺(そうめん)」として行事食となり、全国で親しまれるようになりました。
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ちらし寿司:彩り豊かで縁起が良いちらし寿司は、お祝い事で供される寿司文化に根ざしています。七夕という季節の節目に、華やかな見た目と味わいが人々を楽しませる一品です。
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オクラ:輪切りにすると星形を思わせるオクラは、そうめんに加えたり、天ぷら、煮物、サラダなど様々な料理に彩りと食感をプラスします。
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ほうとう:長野県松本市周辺では、七夕にほうとうを食べる風習が今なお息づいています。具沢山のほうとうは、地域の伝統と温かみを感じさせる逸品です。
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笹団子:あんこ入りのヨモギ餅を笹の葉で包んで蒸したお団子です。
七夕祭り
七夕祭りは、宮城県、神奈川県、埼玉県、東京都、秋田県、愛知県、三重県、山口県など、全国各地で開催されています。
七夕祭り開催地
- 宮城県仙台市:仙台七夕まつり
- 秋田県能代市:能代七夕 天空の不夜城
- 神奈川県平塚市:湘南ひらつか七夕まつり
- 東京都浅草~上野:下町七夕まつり
- 東京都杉並区阿佐谷南:阿佐谷七夕まつり
- 埼玉県狭山市:狭山市入間川七夕まつり
- 埼玉県比企郡小川町:小川町七夕まつり
- 愛知県一宮市:一宮七夕まつり
- 三重県松阪市:松阪七夕まつり
- 山口県山口市:山口七夕ちょうちんまつり
日本三大七夕祭り
- 宮城県の「仙台七夕まつり」
- 神奈川県の「湘南ひらつか七夕まつり」
- 愛知県の「一宮七夕まつり」
湘南ひらつか七夕まつり
日本有数の七夕まつりで、絢爛豪華な大型飾りや七夕おどり、千人パレードで賑わいます。
狭山市入間川七夕まつり
江戸時代から続く歴史ある七夕まつりで、商店や事業所、市民の皆さんが出品した七夕飾りで街が彩られます。
七夕まとめ
七夕は、織姫と彦星の伝説に基づく日本の伝統的な行事で、毎年7月7日に行われます。
全国各地で七夕祭りが開催され、願い事を書いた短冊を飾る風習や、色とりどりの飾りを施した竹を見かけることができます。
七夕祭りは宮城、神奈川、愛知など全国で開催され、仙台、湘南、一宮の三大祭りが有名です。伝統行事として華やかな飾りとパレードが街を彩ります。