「2025年・令和7年」今年の針供養はいつ?

「2025年・令和7年」今年の巳年(みどし)の針供養です。今年の針供養カレンダー付き。

LINE Twitter Facebook

「2025年・令和7年」今年の針供養

イベント 日付
針供養 2025年2月8日(曜日)
  1. 針供養とは
  2. 針供養の由来
  3. 2025年令和7年の針供養は何日前?
  4. 2025年の針供養カレンダー
  5. 針供養 2025・2026・2027年の一覧表
  6. 針供養2025年過去一覧
TOPへ戻る

針供養とは

「針供養」(はりくよう)。針供養とは、折れたり錆びたりして使えなくなった針を供養する行事です。 針に感謝の気持ちを持ち、針仕事の上達や無事を祈ります。 針供養は、12月8日と2月8日の「事八日(ことようか)」に行われることが多く、地域によって異なります。 2025年の12月の針供養

令和7年の今年の針供養2025年2月8日(曜日)戊申(大安)です。12月は2025年12月8日(月曜日)です。

「2025年・令和7年」今年の針供養

針供養の由来

針供養の由来は、中国の古い慣習に基づいています。日本での針供養の行事は、中国から伝わった「社日」の風習が元となっています。

中国の「社日」の慣習とは?

中国では、「社日(土地神の祭日)に針線(針仕事)を止む」という風習がありました。
社日は、農耕や土地に感謝する日であり、この日に針仕事を休むことで針への感謝を表していたとされています。

日本での針供養の展開

日本では、江戸時代に淡島明神の功徳を説き歩いた「淡島願人(あわしまがんにん)」の影響により、針供養の慣習が広まりました。
淡島明神は、主に縫い物や裁縫の守護神とされ、女性や針仕事に携わる人々から信仰を集めました。

針供養の目的と精神

針供養は、使い古した針や壊れた針に感謝を捧げる行事です。同時に、針仕事の上達安全を祈る文化として、日本に根付いています。
針を豆腐やこんにゃくなど柔らかい食品に刺して供養するのは、針に「やすらぎ」を与える意味が込められています。

針供養の地域ごとの風習と現在

富山県・石川県での「針歳暮」

富山県や石川県では、針に触れないようにする風習が残り、「針歳暮」と呼ばれています。
この風習では、饅頭や大福を食べたり、知人に贈ったりすることが行われています。また、富山県では12月8日に針歳暮が行われることが多いですが、この日は嵐になる特異日であり「針歳暮荒れ」と呼ばれることがあります。

長野県佐久地域の針供養

長野県佐久地域では、2月8日に針供養が行われます。
この地域では、使えなくなった針を豆腐に差し込み、神棚に上げて拝むか、縁の下へ投げ入れるという風習が見られます。
集落ごとに異なる形で針供養が行われており、地域に根付いた伝統として続いています。

現代における針供養の実施状況

現在では家庭で針仕事を行うことが少なくなり、針供養を行う機会も減少しています。しかし、服飾に関わる分野では依然として針供養の風習が受け継がれています。
特に和裁洋裁の教育機関や企業では、針への感謝と針仕事の安全を祈願する行事として続けられています。
また、かつては東京ディズニーランドでも針供養が行われていた例があり、特定の業界や団体で行われる行事として注目されています。

2025年令和7年の針供養は何日前?

2025年令和7年の針供養は何日?今日から日数で6日前0年0ヶ月6日前の2025年2月8日(曜日)です。

2025年2月の針供養カレンダー

1 仏滅
2 大安 3 赤口 4 先勝 5 友引 6 先負 7 仏滅8 大安
9 赤口 10 先勝 11 友引 12 先負 13 仏滅 14 大安15 赤口
16 先勝 17 友引 18 先負 19 仏滅 20 大安 21 赤口22 先勝
23 友引 24 先負 25 仏滅 26 大安 27 赤口 28 友引

2025-02-11(火曜日)建国記念の日

2025-02-23(日曜日)天皇誕生日

2025-02-24(月曜日)振替休日

針供養 2025・2026・2027年の一覧表

行事 日付
2025年の針供養 2025年2月8日(曜日)
2026年の針供養 2026年2月8日()
2027年の針供養 2027年2月8日(月)
2028年の針供養 2028年2月8日(火)
2029年の針供養 2029年2月8日(木)
2030年の針供養 2030年2月8日(金)

針供養2025年過去一覧

行事 日付
2025年の針供養 2025年2月8日(曜日)
2024年の針供養 2024年2月8日(木)
2023年の針供養 2023年2月8日(水)
2022年の針供養 2022年2月8日(火)
2021年の針供養 2021年2月8日(月)
2020年の針供養 2020年2月8日()

針供養まとめ

針供養とは、折れたり錆びたりして使えなくなった針を供養する行事です。針仕事の上達や無事を祈る目的で行われます。

針供養の行い方

針供養の時期

針供養の由来

針供養の由来は中国の「社日(土地神の祭日)に針線(針仕事)を止む」という古い慣わしが日本に伝わったことにあります。また、江戸時代には淡島明神の功徳を説き歩いた「淡島願人」の影響で、日本でも針供養の慣習が盛んになったと考えられています。

針供養の寺社

2025年の針供養(2月)